原油価格の暴落の理由を知っておこう
今回もリベ大から学びます。
原油価格の暴落を解説
第17回 【18年ぶり安値】原油価格が暴落した理由とその影響を解説【社会・トレンド】
原油価格が下がった!
1.何を見て騒いでるの?
→「WTI原油先物」の指標
2.原油価格が下がっている理由
→ロシアとサウジアラビが原油の増産を宣言
供給過多で価格暴落
3.下がるとどうなるの?
→潰れるアメリカの企業がある
しっておくとニュースが面白くなる!
<初級編>
・原油と石油
原油を生成すると石油になる
原油は地面から掘り出している
原油を元に石油製品を生み出していっている
原油は中東のイメージが強いけど、
アメリカが一番原油の生産量が多い!
・原油の生産量は意図的にコントロールされていたが・・・
石油輸出国機構(OPEC)で強調している。
OPECは世界経済の後退を受けて、
OPEC非加盟国にも石油の減産を提案!
↓しかし
3位の産出国であるロシアは増産を宣言!
それを受けて2位のサウジアラビアも増産を宣言!
これを受けて「WTI原油先物」が大暴落!
これは原油価格の代表的な指標
2002年以来の値まで下落して大原油安!
<このあとどうなるの?>
懸念されているのはアメリカの企業の倒産
アメリカはシェール層から原油を採掘している企業が社債を発行している。
石油価格が下落するとこのシェール企業が借金を返せなくなる。
連鎖倒産で全ての株価が下落!
アメリカは全力でこれを止めようとしている。
ロシア
原油依存の国じゃないから10年は余裕
1バレル40ドルまではOK
1バレル30ドル割れが長く続くのは勘弁
アメリカのシェール企業潰れたら嬉しい
サウジアラビア
実は1バレル80ドルを切るときつい
アメリカ
30ドル台が3ヶ月以上続くと企業倒産もあり得る
現在の原油価格は20ドル台
60→20まで一気に落ちている。
消耗戦が始まってしまった!
ニュースのときは「WTI原油先物」をチェックしてみて!