高成長高配当株の見つけ方
<高成長で高配当の株を見つけるには?>
今回はある程度株式投資をやっている人向けの内容
リベ大から以下の動画が出されたのでまとめてみました。
第93回 配当金&売却益を両方GET!?おいしい高配当株の見つけ方【株式投資編】
内容としては
・高成長の高配当株の見つけ方
・高い成長力を誇って株価が伸びる株をポートフォーリオの中に入れておこう
というものです。
<高配当高成長株とは?>
株によって得られる利益は基本的に2つで
・キャピタルゲイン(売却益)
・インカムゲイン(配当金)
に分けられます。
これらを合わせたものがトータルリターンですね。
この値が投資額の4~6%であれば上出来と言われます。
もちろん簡単なことではなく、
何十銘柄にも分散投資して配当金を安定させて出来る数字です。
高成長・高配当の株が見つけにくい理由としては、
利益還元が大きい会社は今後の大きな成長が見込めないから配当金として還元しているに過ぎないからです。
高配当な企業は大きな成長は期待できないんですね
そんなわけで
・安定した高配当
・業績も株価も伸びていく
・今の株価が安い
という三拍子が揃った株を見つけるのはなかなかに大変です。
<高成長の高配当株の買い時>
まずは
こういったおいしい株はいつ買えるのか?
という点ですね。
買うべきはズバリ株価が落ち込んでいるとき!
これは2つのケースが考えられます。
①市場が暴落、低迷して落ち込んでいるとき
株をやっていれば分かりますが、急落相場は定期的に来ます。
「〇〇ショック」みたいなやつですね。
ただし買っていいのはファンダメンタル(経済状態)が強いものだけです。
・業績好調最高益更新
・配当金は増配傾向
・来期以降も強気の業界トレンドが続く
・財務が盤石で無借金、キャッシュフローが手厚い
という条件を覚えておきましょう。
②特殊要因で短期的に売り込まれているとき
特定の業界で不安感が漂っていて何故か株価が下がっているもの
どちらのパターンにも言えることですが、
外部要因に引っ張られて下がっているときを狙うことです。
<おいしい株の探し方>
では時期は分かったけど、
具体的な選定基準はどうすればいいのか…
ポイントは以下の4点です。
①配当利回りランキング上位は狙わない
ついつい利回りが高いだまし株に目が行ってしまう。判断力が下がる。
基本的に上位にいるのは低成長株である。
ランキングにギリギリ入るかどうかの株を狙おう。
②配当性向はシビアに見る
利益のうちに何%を株主に出しているのかが大事。
株主に渡さなかった分は会社に蓄えられて次の成長につながる。
日本企業の平均配当性は30%これを大きく逸脱していないよう。
余談として
米国企業は成長しているときは配当金を出さない傾向→成長してから還元
配当性向の低さ→成長への自信である。
そんな訳で配当性が高過ぎるものを狙うのはアウト
③大型株は避ける
市場が飽和していて伸び率に期待できない。
売上1兆を1兆2000億にするのと、100億を120億にするのでは難易度が全く違う。
④積立ではなく、短期一括で購入する
割安の期間は非常に短い。
米国高配当株のETFであるHDVやSPYDについては有益だが、
日本からだと為替リスクなどもある。
この辺りはリベ大の動画を見ましょう。
日本株で頑張るのは大変
落ちるナイフを掴みに行く胆力が必要
<マメにチェックしておこう>
こういう株が手持ちのポートフォーリオに入っていると
トータルでプラスにあげてくれるので、
10株に1株くらいあると安心できます。
具体的な株についてはリベ大の動画が毎月出ていますので
またの機会に検討していきましょう。